ISB インターナショナルスクールについて
1951年に設立された最も歴史のあるアメリカンインターナショナルスクールISB。当時はタイ駐在のアメリカ大使館や国連にお勤めされるご家族の為の私立学校としてオープンしました。その後生徒が増え施設拡大に伴い今現在はノンタブリのニチャダコミュニティ内にあります。現在の全校生徒は約1,850人ほどで日本人生徒は約5%(100人以下)*2023年9月の時点。その他国籍はタイ人、アメリカ人を筆頭に、中国、韓国、イギリスなど60カ国からなる生徒が在籍されています。また、質の良い教師の育成にも力を入れており様々な国籍からなる教師陣が多く在籍されております。20カ国、220名の優秀な教師が揃っており、多くの教員が修士号を保持、博士号をお持ちの教員も在籍されている為年間学費が400万円以上する理由も納得するかと思います。進路相談専門のカレッジカウンセラー、心の相談や教科選択コースの相談担当のスクールカウンセラー、スクールサイコロジストも常在されておりあらゆる面で生徒のケアに尽くしております。
ニチャダコミュニティに移動する前はなんと今現在あるNISTにISBがあったんです!今から30年くらい前の話となるとほとんど知らない方がいるんですが聞いた時は衝撃でした!ISBを卒業された知り合いに聞いた話だと移転したばかりの頃はプールなどスポーツ施設が無かったそうなんです!長年の歴史をかけ学校にもストーリーがあるんです。
タイのインターナショナルスクール最高峰としても知られており、東京ドーム約3個分の敷地内に緑が多く綺麗な空気と設備が完備されたそれぞれの目的に応じたクラスルーム、運動施設が自慢です。実際に訪問させて頂いたのですが1日では全てを見切れない程でした!そして訪問を担当して下さった日本人エグゼクティブアドバイザーの室賀さんがとても気さくでお話しが上手な方で毎回お会いする度に沢山の勇気と元気を頂いております。室賀さんはタイとマレーシアの日本人学校の校長先生として務めた経験もあり、生徒1人1人をしっかりと見て下さり、ご家族のことを一番に考えて下さるとても素晴らしいお方です。
非営利団体・ノンプロフィットの学校
ISBは非営利団体である為営利を目的としない無宗教であり、ISBの学校長が代表を務めるISAT(タイのインターナショナルスクール190校が加盟するインターナショナルスクール協会)の本部でもあります。学業、スポーツ、音楽、アート、などあらゆる面で生徒を成功に導く為最高の学習環境を整える施設の開発、教師と職員の育成に投資しているからこそ生徒が成長するために必要なものすべてを提供しております。創立72年の歴史を誇るからこそアジアのみならず世界中でその名声を博する名門校として知れ渡り、東京ドーム約3個分の敷地には授業に応じたクラスルームの完備、野球場、テニスコート、器械体操、ゴルフ、ラグビーなど様々なスポーツにチャレンジする環境が整っております。5つのグランド+野球場グラウンド、25Mから50Mに調整可能なプール、4kmのクロスカントリーコース、4つの冷房付き体育館(1つは空気清浄機設置あり)、全教室空気清浄機設置、750名収容のシアタールーム、カルチャーセンター(ダンス、音楽、演劇専用等)など大学並の最大級の施設が完備されております。
環境自然キャンパス
野外活動や環境学習施設のためのEnvironmental Wilderness Campus (EWC)をバンコク郊外のペッチャブリ県に保有しており専用宿泊施設を設けております。ミドルスクールでは毎年2泊3日の宿泊学習を実施。その他環境学習やIBプロジェクトにても使用されています。カヤッキングやハイキング等多数のプログラムを提供されております。
ISB カリキュラムについて
アメリカ式の学校である為、米国の高校卒業資格に加え、IBDP取得も可能なカリキュラムです。タイで初めてIBを導入した学校としても有名で、61コースの中から選べる科目も充実しております。多くの生徒がアメリカの大学へ進学する傾向がある為SATやAPコースにも力を入れており、生徒それぞれが目指す進路に向けて進路指導のカウンセラーのサポートを受けることができます。
お写真は学校公式サイトより引用
英語サポートクラス&母国語クラス
ISBではエレメンタリー(小学校)の場合必要とされる英語レベルは不問となり普段の授業で学ぶクラスに加え、英語サポートクラスに特化したEALクラス、日本語母国語クラス、放課後の母語教育にも力を入れております。
大学進学先
全校生徒の約半数がアメリカの大学へ進学し、日本人生徒の6〜7割が日本の大学へ進学しています。日本の4月に入学に適応するため、12月の早期卒業制度があり、ミドルスクールには3名のスクールカウンセラー、4名のカレッジカウンセラーが常在しており、進路をはじめ様々な相談に対応されております。日本の大学への推薦入学制度も取り入れております。
日本人生徒の過去大学進学先 | 東大、慶応、ICU、早大、筑波大、一橋、青山学院、上智学習院、上智、立教、同志社、立命館、関西学院 等 |
その他国籍生徒の大学進学先 | Standord, Boston, Brown, Kings College, University College London 等 |
年間学費
項目 | 年間学費(バーツ) | 年間学費(円) |
---|---|---|
お申し込み書手続き費用 | 4,500 バーツ | 18,797 円 |
お申し込み費用 | 260,000 バーツ | 1,086,240 円 |
年間費 | 22,000 バーツ | 91,880 円 |
Pre- Kindergarten 年間学費 | 592,000 バーツ | 2,473,632 円 |
Elementary (K-5) | 911,000 バーツ | 3,806,533 円 |
Middle (Grade 6-8) | 1,022,000 バーツ | 4,270,359 円 |
High (Grade 9-12) | 1,075,000 バーツ | 4,492,014 円 |
バスを利用の場合お住まいの地区によって費用は異なります。年間費約100,000〜150,000バーツ。
英語サポートクラス(EAL)は年間学費に含まれております!
実際の学校訪問レポ
色んなインターナショナルスクールを訪問させて頂いておりますが多国籍生徒が多く在籍しており、学校敷地内はまさにインターナショナル感がとても肌で感じ取れる雰囲気でした。バンコク中心部から約40分ほどと遠い印象ですが教育移住を目的に学校選びをされている方には環境がとても整っている為オススメしたい学校です。バンコクとノンタブリー県をつなぐ地下鉄・高架鉄道のMRTピンクラインの運行が開始したこともあり以前に比べ足が運やすくなりました。訪問させて頂いた際には最近リノベーションされたばかりのジムや新しく導入されたロボティック教室、図書室、それぞれのクラスルーム、デザインテクノロジールーム、フィルム用の暗室、スポーツ総合施設、シアタールーム等を見せて頂きました。学校敷地内を移動する時もとにかく風が気持ちよく、緑溢れ太陽の光が沢山入ってくる素晴らしい環境でした。ランチの選択肢も多く、ヌードル、お寿司、サラダ、ウェスティン、タイ料理どれも美味しかったです。ランチ時間も先生と生徒が話していたり、先生同士もお喋りしながら楽しくランチをする姿がとても印象的でした。訪問した日が平日だったこともあり生徒さんのプライバシーなども考慮した上教室お写真の撮影は控えさせて頂きましたので共用できないのが残念ですが、素晴らしさは言うまでもありません。
学校入口セキュリティ。第一セキュリティで学校の敷地に入った後校舎に入る前に再度セキュリティを通る必要があります。セキュリティが完備していて安全です。
広大な運動場。お写真奥にベースボールフィールドがあるのが見えますか?さすがアメリカンインター!訪問させて頂いた時にベースボールの授業をされてました!素敵すぎる!
25m〜50mにオリンピックサイズとして調整ができるプール。大きい液晶テレビも付いており水泳大会などは盛り上がること間違いないですね!
去年オープンしたばかりの最新の器具が揃ったジム。スポーツで大学へ進みたい方には最高の施設。
プレイグランドにはジップラインなどもありました!子供たちが休み時間、放課後に思う存分遊べる環境は素晴らしいです。
こちらは幼稚園部のお外遊び場。訪問した時はリノベーション中でした。
PTAの方々が運営されているショップ。海外の大学を思い浮かばせるようなオシャレなショップでした!ISBのグッズはこちらで購入可能です。
ISBが保有するEnvironmental Wilderness Campus。自然環境にも力を入れたエコキャンパスはペチャブリー県にあります。
音楽室。打楽器など楽器の種類が豊富で世界大会にも参加するそうです。音楽ルームの設備も素晴らしかったです。
こちらのキャンティーンはセカンダリー生徒専用ですがランチの種類も豊富でグラブ&ゴーも充実。お寿司もありますがいつも人気ですぐ完売するそうです。
多国籍生徒が多いだけあって選べるお料理も沢山あります。ウェスティン、タイ料理、アジアンフード、麺類、サラダバーもあります。
実際にサラダとタイ料理をご馳走になりました!とっても美味しかったです。
ISB インターナショナルスクールはこんな方にオススメ!
・タイへ教育移住を考えている方
・学力だけでない、全人教育を求められている方
・インターナショナルスクールを検討されている方
・生活環境が整った学校を選びたい方
・多国籍比率の多い生徒が集まる学校を希望している方
・タイで一流のインターナショナルスクールを検討されている方
・アメリカ、カナダなど海外の大学へ進学を検討されている方
・無限の可能性を信じて勇気を持って様々なことにチャレンジしたい方
ニチャダコミュニティについて
ニチャダコミュニティとはタイの有名な建築家であるDr Sumeth Chumsaiさんを中心に1989年に開発されたゲーテッドコミュニティです。コミュニティ内には広々とした一軒家が立ち並んでおり、公園、コンビニ、クリニック、教会、コンドミニアムもあります。コミュニテイも訪問させて頂いたのですが、犬を連れてジョキングされている方やISBの送迎をゴルフカートでされている方も多く見ました。敷地が広いので敷地内の移動は自転車、ゴルフカート、車が便利です。
こちらについてもお写真も一緒に今後追加予定です。
ISB主催ウェビナーのお知らせ
2024年2月3日(土曜日)日本時間午前11:00/タイ時間午前09:00から「ISB インターナショナルスクールバンコク・オンライン学校説明会」をテーマにISBさん主催のZOOMウェビナーに登壇させて頂きます。ISBと学校名は聞いたことあるが学校についてもっと詳しく知りたい方、インター校を検討している方、知り合いが通っている為興味がある方、現在バンコク日本人学校に通っているがインター校を検討されている方など、ISBについて興味のある方是非参加下さいませ。ウェビナーではISB日本人エグゼクティブアドバイザーの室賀薫氏が学校説明をして下さいます。参加費は無料ですので沢山の方にご視聴頂けたら嬉しいです。
室賀薫 Kaoru Muroga
ISB インターナショナルスクール
日本人エグゼクティブアドバイザー
プロフィール
東京都の中学校に約40年勤務。校長として4校を経験し最終校は練馬区。その間文部科学省の海外派遣教員として、ニューヨーク補習授業校、クアラルンプール日本人学校とバンコク日本人学校では校長として勤務。日本人生徒の海外での学びについて多くの経験を持ち、日本人家庭に適切なアドバイスを提供します。
ISBは開校72年を迎えるタイで最初のインタナショナルスクールです。1951年バンコクのアメリカ大使館の敷地内の木造校舎からスタートしました。現在、約60カ国、1850名の生徒が在籍しています。アメリカのカリキュラムをベースに、国際バカロレア(IB)、アドバンスト・プレイスメント(AP)のコースも取得可能な、多様性あふれる自慢の優れたカリキュラムです。日本人の方もEDビザによる入学(教育移住)が少しずつ増加する傾向にあり、今回のオンライン学校説明会で
はSGBさんからの、ビザ取得に関しても説明があります。また、昨年から入学希望が大変多い状況になっております。そのため、すくなくとも半年前、できれば1年前から入学の準備を始められることをお勧めいたします。
学校選択の足掛かりとして、まずは今回の説明会への参加から始めてみてはいかがでしょう。