ボーディングスクール(Boarding School)と言えばイギリスやスイスを思い浮かぶ方も多いと思うのですが、タイにも世界的有名なボーティングスクールがバンコク、パタヤ、プーケットにいくつかあります。教育移住や母子留学が増えている中、家族での移住が難しい方や、親元を離れ集団生活をすることで、人との関わり合い方や生活そのものの在り方を学び、そして学校ではスポーツや学業に専念することができる為今まさに注目を浴びております。
ボーディングスクールについて
ボーディングスクールとは学生が学校の施設内で寄宿制で生活し、教育を受ける学校の形態で、学校の敷地内で寝食を共にし、週末や長期休暇を除いてほとんどの時間を学校で過ごします。これにより、生徒は密度の濃い教育体験を得ることができ、ボーティングスクールで出会った世界中から集まる仲間とは友人として、家族として、時にはライバルとして生涯続く貴重なネットワークを持つことができます。
ボーディングスクールの魅力
ボーディングスクールでは、学業だけでなく、スポーツ、芸術、キャリアの準備、リーダーシップなど、幅広い経験をすることができ、生活と学習が一体となっているため自律、責任、リーダーシップ能力を養うのに役立つことが多いとされ、親元を離れ世界中から集まる異なるバックグラウンドを持った生徒たちと共に過ごすことで異なる視点を共有し、国際的な視野を広げるのに役立つことができ、客観的思考や多様性への寛容力を身につけることができます。ボーディングスクールに入学する生徒たちの多くは将来の目標をしっかりと持っており、世界で通用するスポーツ選手を目指す生徒や世界トップクラスの大学入学を目的とするなどそれぞれ目的に向かって日々努力しています。
ボーディングスクールのメリット
- 一生ものの人間関係を築ける
- 世界中から集まる様々なバックグランドを持った生徒に出会える
- スポーツや学業に集中できる環境
- 規則正しい生活が送れる
- 自立心やリーダーシップを学ぶ
ボーディングスクールのデメリット
- コストがかかる
- 親元を離れることで親は常に心配
- 子供がホームシックになる可能性がある
- 自由が制限される
ボーディングスクール紹介
１. KIS International School Reignwood Park
バンコク市内より１時間弱、ドンムアン空港よりアクセスが良く東京ドーム約５つ分の敷地を持つKIS Reignwood Parkボーディングスクールは２０２４年８月オープン。バンコク唯一のIB国際バカロレアボーディングスクール。施設は５スターホテル並に素晴らしく、ボーディングビレッジを始め、ボーディングプラザ、ボーディングラウンジ、強化なセキュリティーも完備。
Reignwood Parkコミュニティ内にあるKIS Reignwood Park ボーディングスクール。Reignwood Parkはイギリスでとても有名なエリートゴルフクラブです。敷地内には学校他コミュニティモール、ホテル、ゴルフコースが完備された世界トップクラス。
2. Harrow International School
イギリス本校をはじめ、世界トップクラスの英国式全寮制で1998年に開校したアジアで最初のハローの姉妹校。ドンムアン空港より車で１５分。カリキュラムはIGCSE と A レベル。９歳〜１８歳の生徒約１６５人の生徒がボーディングスクールに在籍している。日本では岩手県ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンで知られている。
3. American School of Bangkok / Green Valley Campus
アジアのベストゴルフジュニアアカデミーとしても知られているグリーンバレーキャンパスの国際ゴルフ科アカデミー（IPGA）は東南アジアで唯一の国際ゴルフのトレーニングと競技の基準と教育課程の基準を統合したジュニアゴルフ選手のプログラムです。１９９７年に全寮制ボーディングスクールがオープン。アメリカ式カリキュラム、アドバンスプレスメントコース(AP)と国際バカロレア(IB)を取り入れています。バンコクのボーディングスクールの中でも歴史が長く、ナースも常在しています。メイドサービスやランドリーサービスはもちろん、生徒達が快適に過ごせるように沢山のクラブ活動もあります。
4. Ruamrudee International School (RIS)
タイのインターナショナルスクールで最も歴史を持つインターナショナルスクール、RIS。1957年に設立、プロンチット、ソイラムルディー校としてオープン。1992年に現在のミニブリに移転し1998年にIB校として認定される。バンコクのインターナショナルスクールでは数少ないIB とAPカリキュラムを取り入れており、敷地内にはスイス人やドイツ人の為のスイスセクションを設けており、ドイツ語と英語クラスの授業がメインに行われている。
5. Rugby School Thailand パタヤ
イギリスでは450年もの歴史を持つラグビースクールはタイが唯一のラグビー タイランド インターナショナルスクールとして海外提携校でしたが2023年9月にRugby School Japanが千葉県に開校。2017年にプレップスクールとして開校、2018年に高校まで開校しました。ボーディングスクールに３つの種類があり、学期毎に滞在するフルボーディングと、５日間のみのボーディング、週２日のみのデイボーディングから選択できます。40カ国から集まる11歳から18歳の生徒が在籍しており、ボーディングスクールを管理しているハウスペアレンツも充実している。学校の敷地はなんと80エイカー、東京ドームの約７個分。運動施設の完備はもちろん、乗馬クラブもあります。
6. British International School (BISP) プーケット
バンコク以外でもタイのリゾート地として知られたプーケットに教育移住を目的としてインターナショナルスクールを選ぶ方も最近増えています。バンコクでインターナショナルスクールに通われている生徒さんもスポーツ奨学金でブリテッシュインターナショナルスクール プーケットへ転校される方もいると聞きます。世界中から生徒が集まるBISPでは特にボーディングスクールが有名です。生徒が安全に過ごす為２４時間ボーディングハウスのスタッフメンバーと共に日々を過ごします。
